胃がんリスク検診(ABC検診)
胃部疾患予防対策事業の一環として「胃がんリスク検診(ABC検診)郵送方式」を、春季と秋季の年2回にわけ、一般財団法人 日本健康増進財団 に委託し、実施しております。
この検診は検体キットを使用し、指先から採取した血液から、胃がんの原因であるピロリ菌感染の有無と、胃粘膜の萎縮の度合いを表すペプシノゲンの値を測定し、胃がんにかかるリスク(胃の健康度A群~D群)を調べるもので、非常に効果的で簡便な検査となっております。
対象者
35歳以上の被保険者および被扶養者。
- ※原則1回限り
以下の事項に該当する方は検診を受けることができません。
- 食道・胃・十二指腸に関する疾患で、経過観察中・治療中または手術歴のある方
- プロトンポンプ阻害薬(胃酸の分泌を抑える薬)を2カ月以内に服用された方
- 腎不全または腎機能障害のある方(クレアチニン3.0ミリグラム/デシリットル以上)
実施期間
春季[第1回目] | 4月 ~ 5月 |
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秋季[第2回目] | 10月 ~ 11月 |
実施方法
検体キットを使用した血液検査で行います。
一部負担金
2,000円
一部負担金の支払方法
申込の際、被扶養者分も合わせて事業所で取りまとめのうえ、現金書留または口座振込にて納めてください。
なお、申込後この検診を受けなかった場合、一部負担金はお返しできませんのでご了承ください。
検体の提出
採取した検体は、採取した日より一週間以内に検査機関へご返送ください。
なお、検査機関から送られてくる検体キット一式の中に返信用封筒(切手貼付不要)を同封したしますので、ご使用ください。
検査結果の通知
検査結果は、検体返送後約2週間で、検査機関より各受診者宛に直接郵送されます。なお、検査の結果、B~D判定が出た方は最寄りの医療機関(消化器科、胃腸科)に相談され、保険診療による胃部内視鏡検査(胃カメラ)を行ったうえで、ピロリ菌の除菌等を行ってください。
■ ヘリコバクター・ピロリ抗体価検査とは
胃がピロリ菌に感染していないかを調べる検査です。
■ ペプシノゲン検査とは
「ペプシノゲン」という胃粘膜から分泌される物質の血中濃度を測定することで胃粘膜の萎縮の状態を客観的に調べる検査です。
こんなことにご注意ください
- 申込者が都合によりこの検診を受けなかった場合、先に納めた一部負担金はお返しできませんのでご了承ください。
- 一部負担金を口座振込みした場合は、振込みの控えが領収書となり、当組合から領収書は発行いたしません。また、現金で納めた場合は、事業所ごとに領収書を発行し、申込者個々には発行いたしませんのでご了承ください。
- 現金書留料および振込手数料は、事業所でご負担ください。
ご不明な点がございましたら、当組合施設課までお問い合せください。
セメント商工健康保険組合
電話 03-3409-7918