2008年2月号 食べていますか?朝ごはん
「一日の計は朝にあり」。
この言葉にもあるように何事も最初が肝心です。今回は一日のスタートとなる朝ごはんについてお話をしたいと思います。
朝食を食べずに空腹のままでいると脳のエネルギーが不足するだけでなく、次の食事をしたときにからだがエネルギーをため込みやすく、太る原因となります。朝食を食べると脳のエネルギーとなるブドウ糖が得られ、たんぱく質も摂取することで体温が上昇し、からだが目覚めます。国立教育政策研究所「平成15年度小・中学校教育課程実施状況調査」によれば、毎日朝食をとる子供はペーパーテストの得点が高い傾向にあるという結果もでています。朝ごはんが脳の集中力を向上させ、作業能力や学習能力を高めるのです。
バランスのよい食事を摂るには、「主食」「主菜」「副菜」をそろえましょう。「主食」はごはん、パン、めんなどで、主に炭水化物の供給源となります。「主菜」は魚、肉、卵、大豆などを主材料とし、主にたんぱく質や脂質の供給源となります。「副菜」は野菜、いもなどを主原料とし、主にビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源となります。
そのまま食べられる食品、ひと手間かけるだけで食べられる食品を活用し、ぱぱっと用意して食べられる朝ごはんはいかがでしょう。「主食」にはおにぎりやパン、「主菜」にはそのまま食べられる納豆や豆腐を用意しておくとすぐ食べられますね。または、ひと手間かけて焼き魚、目玉焼きなどから一品もよいでしょう。「副菜」にはトマトやレタス、きゅうりなどそのまま食べられる野菜を組み合わせた一品や、ひと手間かけた季節の茹で野菜や蒸し野菜もお勧めです。前の日に余裕のあるときは、煮物や汁物などを作り冷蔵庫に保存しておくのもよいですね。味噌汁やスープは野菜、きのこ、海藻などの具をたっぷり入れると副菜にもなります。
できることからひとつずつ実行することでからだが変わり、生活のリズムが好転していきます。「毎日ぱぱっと朝ごはん」、始めてみませんか。
女子栄養大学 栄養クリニック 林昌子
投稿者 セメント商工健康保険組合 : 2008年01月15日 08:01 : 無断転載を禁じる
