2008年12月号 ノルディックウォーキングのすすめ
木々が色づき始め、紅葉を楽しみながらウォーキングができる季節になりました。
ウォーキングは最も身近で手軽な健康法として定着していますが、肥満や糖尿病など生活習慣病の改善や骨粗鬆症の予防に役立つだけでなく、認知機能の向上やストレス解消など精神面にも効果があるといわれています。
このような健康への効果を生かして、無理のないスポーツとして人気が高まっているのがノルディックウォーキングです。年齢を問わず誰にでも気軽に始められ、短時間でエクササイズ効果が高いので、愛好者が増えています。もともとフィンランドでクロスカントリースキーヤーが行っていた夏場のトレーニングから誕生したもので、2本の専用のポールを使い、基本の姿勢で歩くことにより、全身の筋肉が鍛えられ、通常のウォーキングに比べエネルギー消費量が約20%も多い有酸素運動です。また膝や腰への負担が軽減されるため安全性も高く、肩こり解消やリハビリにもよいといわれています。日本ではまだ見かけることは少ないですが、ヨーロッパでは街中でポールを持って、気軽に歩いている人をよく見かけるほど親しみのあるスポーツです。
人気のウォーキングを試してみようと、週末皇居一周に挑戦してみたところ、最初はポールの使い方もぎこちなかったのですが、そのうち自然と手足が動くようになり、スピードを出すほどハードでしたが、歩けば歩くほど楽しくなるウォーキングでした。全国で開催されているノルデッィクウォーキングのイベントは、日本ノルディックフィットネス協会のWEBサイトでチェックできます。スポーツクラブやショップでも主催されているので、まずは体験会に参加してみるとよいでしょう。ちょっとしたコツさえ覚えれば気軽に始められるエクササイズなので、通勤や散歩のついでに習慣化するのもよいし、週末に山歩きや森林浴をかねて出かけたりするのも楽しいでしょう。
これからの季節、心身ともに気持ちのよいノルディックウォーキングを始めてみませんか。
女子栄養大学 栄養クリニック 管理栄養士 春日千加子
投稿者 : 2008年11月15日 08:01 : 無断転載を禁じる
