新年のご挨拶

セメント商工健康保険組合

理事長 山田 利雄

あけましておめでとうございます。

被保険者ならびにご家族の皆様におかれましては、清々しい新年をお迎えになられたことと心からお慶び申し上げます。また、当健康保険組合の事業運営に対し、平素より多大なるご理解とご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

昨年、わが国は東日本大震災・原発事故というかつてない大きな災難に見舞われました。そのようななか、人々が互いに助け合い、苦境に立ち向かっていく姿に、人との絆・つながりの大切さを再認識し、また、家族が無事に健康でいられる喜びをあらためて感じられた方も多いことでしょう。

健康保険組合も、これまで互いに仲間を支え、健康を守るパートナーとしてさまざまな事業を展開してまいりました。しかしここ数年、全国の健康保険組合では、皆様の健康をサポートするための活動が十分に行えない事態に追い込まれています。かねてからの景気低迷により保険料収入が減少する一方で、高齢者医療制度に対しましての納付金・支援金の拠出が非常に大きな負担となって、組合財政が悪化の一途をたどっているからです。

その結果、2011年度予算においては、当組合はもとより多くの健康保険組合で保険料率の引き上げや積立金の取り崩しで対応せざるをえない状況に至り、安定的な組合運営が非常に難しくなってきているのが現状です。

一方、政府は昨年とりまとめた「社会保障・税一体改革成案」に基づき、今後、医療保険制度の改革を進めていく予定ですが、現段階の案は、健康保険組合にさらなる負担を求めるような内容となっており、到底受け入れられるものではありません。国は今後も議論を続けていくとしていますが、健康保険組合に負担を付け回すようなしくみがこれ以上構築されることのないよう、私たちも今後の議論の行方を注視してまいりたいと考えております。

以上のように本年も厳しい情勢が予想されますが、健康保険組合は、特定健診・特定保健指導をはじめとしたさまざまな疾病予防事業を行い、本来の使命である皆様の健康増進を、積極的にサポートしてまいる所存です。皆様もぜひ日々の生活に健康づくり習慣をとり入れ、すこやかにお過ごしくださいますようお願いいたします。

最後になりましたが、皆様のますますのご健勝をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

投稿者 : 2012年01月04日 22:16 : 無断転載を禁じる